いきいきスマイル共済が“無認可”ってどういうこと?その意味と仕組みを解説

雑学

最近注目されている共済制度のひとつが、いきいきスマイル共済です。
スマホ補償や自動車の車両補償、ペット保障など、実生活に役立つ保障内容が手ごろな価格で利用できることから人気を集めています。

ですが一部では、「無認可の共済って大丈夫?」という声も。
そこで今回は、いきいきスマイル共済が“無認可”とされる理由と、それが私たちにとってどういう意味を持つのかをわかりやすく解説します。


そもそも「共済」と「保険」はどう違う?

まず知っておきたいのが、「保険」と「共済」の法的な立場の違いです。

  • 保険:金融庁の管轄。保険業法に基づき許可制で運営。
  • 共済:主に労働組合・協同組合が行うもので、許可不要(=無認可でも一定条件下で合法的に運営可能。

つまり、「無認可=違法」ではなく、共済という仕組みは特定の団体内部で運営される互助制度として、保険とは異なる枠組みで成り立っているのです。


いきいきスマイル共済が無認可の理由は?

いきいきスマイル共済は、労働組合「いきいきスマイル労働組合」による福利厚生制度の一環です。

組合員同士で支え合う“共済制度”であり、営利目的ではなく、組合員を対象にした限定的な運営のため、金融庁の許可(=保険業の免許)は不要となります。

これは、他の労働組合が行う自動車共済や生命共済とも同じ構造です。


無認可=怪しいわけではない

「無認可」と聞くとネガティブな印象を受けがちですが、組合員限定・非営利で行われる共済制度は合法です。

注意点としては、共済は保険と違い、監督機関が存在しない分、運営団体の信頼性が重要という点です。加入前には:

  • 運営母体(いきいきスマイル労働組合)の概要
  • 共済金支払い実績
  • 組合の継続性や規模

などを確認することをおすすめします。


加入には「組合員登録」が必要

いきいきスマイル共済は、組合員だけが加入できる仕組みになっています。

加入を希望する場合は、近くの組合員からの紹介や公式サイトを通じて、いきいきスマイル労働組合への加入を行う必要があります。

その上で、スマホ補償や医療共済など、必要な共済プランを選ぶ形になります。


まとめ:共済の「無認可」は構造上の特徴

いきいきスマイル共済が「無認可」と言われるのは、“保険業”ではなく“共済制度”として認可外で合法に運営されているからです。

安心して利用するためには、制度の背景や母体団体を理解した上で加入することが大切です。

メリットの大きい制度ですが、自分のニーズや信頼できる組織かどうかを見極めて、賢く活用していきましょう。


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